新コスモス電機株式会社
公開日:2024年3月27日
コスト削減と業務効率化を実現!さらに、従業員満足度向上やDX推進も成功!
新コスモス電機様 管理本部 人事部 安藤様
-
会社名
新コスモス電機株式会社
-
業種
製造業
-
人数
650名
-
URL
-
導入システム
ジョブカン
-
課題
-
給与計算アウトソーシング先が契約を終了。人手不足とシステム構築の壁に直面。
-
社内システム構築はコストとマンパワー不足で困難。
-
複雑な年末調整業務は紙ベースで、人手と時間がかかり、ミスも発生しやすい。
-
-
解決方法
-
ジョブカンを導入して給与計算を効率化。
-
年末調整もジョブカンで電子化し、ペーパーレス化を実現。
-
導入コンサルタントのサポートを受けながら、スムーズにシステム移行。
-
-
成果
-
給与計算のダブルチェックが不要になり、作業時間を大幅に削減。
-
年末調整のペーパーレス化で、印刷・郵送・保管の手間とコストを削減。
-
データ入力ミスが減り、正確性と効率性が向上。
-
人事部門の負担軽減と、DX推進を実現。
-
新コスモス電機様について
-
新コスモス電機株式会社は、1956年に大阪で創業された、ガスセンサ技術のリーディングカンパニーです。「世界中のガス事故をなくしたい」という強い使命感のもと「ガスセンサのパイオニアとして、社会に貢献する」という企業理念を掲げています。
家庭用ガス警報器をはじめ、一酸化炭素も検知できる新しい火災警報器「プラシオ」など、工業用ガス検知警報器、携帯用ガス検知器、ニオイセンサとその応用商品など、幅広い製品を開発・製造・販売し、安全・安心・快適な社会の実現に貢献し続けています。
-
今回は、COMIT HRの導入を進められた管理本部・人事部の安藤様にお話を伺いました。
-
───
-
本日はよろしくお願いいたします。安藤様は入社何年目ですか?
-
安藤様
-
2020年の11月に入社して今年で4年目に入りました。
-
───
-
人事部には何名ほどの従業員がいらっしゃいますか?
-
安藤様
-
社員が7名、パートが3名です。その中で採用が3名、労務や給与担当が3名、統括が1名です。私は労務と給与を担当しています。
外部委託終了で給与計算がピンチ。人手不足とシステム構築の壁(課題)
-
───
-
COMIT HR導入以前に抱えていた課題を教えてください。
-
安藤様
-
当時、給与計算・年末調整を他社にアウトソーシングしていましたが、委託先の事情で委託できなくなりました。
アウトソーシングが終了した後は、給与計算を一時的に自社で巻き取り、その後しばらく自社で運用していました。
当時は少ない人間で何とかやりくりしていましたが、工数も足りないことから、システム移行も含め、新しい委託先の必要性を感じていました。社内で新しくシステムを構築するマンパワーが無く、費用も負担できない状態でしたので、1から新しくシステムを導入することは、自社では難しいと感じていたんです。
価格面や、柔軟な対応が可能なアウトソーシング先を探していたところで、COMIT HRさんと出会いました。
決め手はランニングコストと複雑な社内ルールへの対応(COMITHR導入の背景)
-
───
-
課題解決に向けて導入を検討されたなか、COMITHR導入の決め手は何でしたか?
-
安藤様
-
1つ目はランニングコストを抑えられることです。
2つ目は、複雑な社内ルールに対応可能だったことです。弊社は、600人の従業員が在籍しており、多様な雇用形態に対応できるシステムが必要でした。
3つ目は、一部の業務でペーパーレス化できることです。特にジョブカンによる年末調整の電子化は、人事としてすごく助かっています。
サービスの導入の決め手は、特にコスト面が一番大きかったですね。そして対応の柔軟さや幅の広さに魅力を感じました。
-
───
-
COMIT HRの第一印象はいかがでしたか。
-
安藤様
-
運用まで半年弱、4ヶ月程度で進めることになったため、本当に動かせるのか?と不安でした。システムを導入しながら、同時にアウトソーシングすることについては半信半疑でした。
当社のシステムはカスタマイズ済みのオンプレミス型のシステムでした。クラウドサービスに連携させるためには、COMIT HRの導入サポートが必要となります。本当に上手く回るのかな?大丈夫かな?という不安が一番大きかったです。
-
───
-
COMIT HRを導入していくにあたり、上長や経営層の承認を得るためのポイントはありましたか。
-
安藤様
-
コストが一番大きかったと思います。コストメリットを魅力として押していきました。
-
───
-
SaaSやクラウドシステムを使用することに対して従業員の皆さんの反応はいかがでしたでしょうか。
-
安藤様
-
一部電子化に抵抗がある方もいらっしゃいましたが、デジタルに抵抗がない方からは「すごく助かる」等の意見をいただきました。
-
───
-
COMIT HRを導入していく中で大変だったことを教えてください。
-
安藤様
-
勘定項目など仕分けのシステムの連携がスムーズにいかなかったところです。結果として導入時期を2ヶ月遅らせることになりました。
また、当社は人事異動が多いため、毎年3月、4月はCOMIT HRさんの担当者への依頼が増加しましたが、大変な依頼に対しても担当者の方が寄り添う形で対応してくれました。
COMIT HR導入でペーパーレス化&業務効率化!人事部門の負担を軽減
-
───
-
COMIT HR導入後の成果について教えてください。
-
安藤様
-
まず前委託先から自社で対応せざるをえなかった業務をCOMIT HRにアウトソースできたということが成果の一つではあると感じています。
さらに、年末調整の電子化により人事データの管理が容易になりました。去年のデータが残っているため年末調整がスムーズに行えています。年末調整は1年に一度のため忘れてしまいがちですが、去年のデータを見ながら進められるのです。
業務効率化により従業員の負担が軽減したことも大きな成果です。
従来は多かった「ここどうやって変えたらいいんですか?」の、年末調整に関する問い合わせが格段に減り、結果として仕事に集中できるようになっています。
-
───
-
COMIT HR導入に際して気に入っているポイントはありますか?
-
安藤様
-
いつも担当者の迅速な対応に感謝しています。
-
───
-
以前の委託先と比較していかがですか?
-
安藤様
-
以前の委託先はミスが多いためダブルチェックをしなければいけないレベルでした。現在は、COMIT HRさんにデータを送っていただいた後、チェックするだけで済んでいます。
導入事例から学ぶ、他社に勧めるCOMIT HRのポイント
-
───
-
もし、COMIT HRを他社に勧める場合、どのようなポイントがありますか?
-
安藤様
-
COMIT HRさんは頼んだことを必ずやってくれるところです。
SaaSはカスタマイズが難しいため、人事規定や設定項目を全て思い通りにできないことがありますが、COMIT HRさんは可能な限り課題に対応してくれるため、本当に頼りになります。
-
───
-
そう言っていただけると嬉しいです。COMIT HRのツール開発や、アウトソーシングでカバーできる点は弊社の強みだと自負しています。弊社のポリシーはお客様のパートナーでありつづけることです。弊社は、お客様の課題をヒアリングして、向き合い、そして良いサービスを提供し続けたいと考えております。
-
───
-
先日、メールでご連絡いただきましたジョブカンの人材管理について、その後ご検討状況はいかがでしょうか。
-
安藤様
-
人材管理に関しては、他部署からの要望に対応するため、別途研修システムを導入し、人事考課システムも今後導入する予定です。
これらのシステムにはジョブカンから情報を連携させるので、ジョブカン労務の登録項目を充実させる必要があります。例として、現在は資格情報を別途管理していますが、将来的にはジョブカン労務で一元管理したいと考えています。
さらに、給与・労務以外のジョブカンの機能(勤怠管理、ワークフロー、採用管理)についても、情報を集めています。特に、勤怠管理については、現在別のシステムを使用していますが、ジョブカンで導入できればより業務の効率化が見込めます。
書類については、労働契約書の作成をジョブカン上でやってみたいと思っています。その際には雛形作成、設定などお手伝いしてくださいますか?
-
───
-
はい、お任せください。
-
───
-
将来を見据え、さらに活用したい機能はありますか?
-
安藤様
-
ジョブカンへの機能移行を進め、さらに人事に関連する業務の効率化を推進したいです。
-
───
-
当社InfoDeliverもジョブカンを導入しています。勤怠、労務管理、経費など、様々な業務で活用しています。機能もどんどん増えていますので、人事部でも積極的に挑戦しています。
特にここ数年で効率化を実感しているのが採用業務です。ジョブカンの採用機能は使いやすく、面白い機能もたくさんあります。
採用ワークフロー機能を使えば、同時並行で多数の採用を進めても、進捗状況を可視化できるので、管理だけでなく情報共有も円滑になります。
-
安藤様
-
なるほど。採用管理者から退職まで一貫して管理できるシステムがあれば、さらに効率化できそうですね。採用担当にも伝えてみます。
現在、4月から始まる来期の計画を立てているところです。今後はジョブカンの機能をより活用していくことになると思いますので、引き続きよろしくお願いします。
-
───
-
ぜひお願いいたします。
データ活用で戦略的な人事へ!DX時代の課題を克服
-
───
-
ぜひ、ジョブカンの他の機能についても導入をご検討ください。安藤様がおっしゃっていた年末調整の電子化は、まさにDXの好例ですね。年度方針を立てていく際に、DXを推進していくという目標を掲げるのも良いのではないでしょうか。
-
安藤様
-
はい、来期からDX推進部が発足するため、取り入れやすいタイミングだと思います
-
───
-
日本の社会は紙文化が根強いですが、製造業ならではの複雑な現場構成や、細かい人事規定も、ジョブカンを活用することで効率化できることが証明されました。
-
安藤様
-
この一歩は非常に大きいと感じています。従業員の理解と協力を得ながら、今後もDXを用いて業務の効率化を推進していきます。
-
───
-
そうですね。DXを進める上で、まず社内に壁があるのは事実です。しかし、今回その壁を一つ突破できたことは大きな成果です。
-
安藤様
-
やってしまえば後は何とかなると思います。引き続き、ご協力をお願いします。
-
───
-
こちらこそ、本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
一酸化炭素も検知できる新しい家庭用火災警報器「プラシオ」を説明してくださる安藤様
一酸化炭素も検知できる新しい家庭用火災警報器「プラシオ」
※掲載内容は取材当時のものです。